インターコワフュールの歴史

インターコワフュールとは、1925年4月14日、スイス、ドイツ、イギリスの美容家代表がドイツ・ハンブルグに集まり、世界のヘア・ファッション業界を推進することを活動目的として「Internatinale Gesellschaft der Damen-Coiffeure(IGDC)」としてはじまりました。その理念には、「理想」「忍耐」「人間性」「友情」「国際性」を掲げました。
その後、世界の舞台で活躍する美容家のギョーム、アルベール・プーリエ、ジョン・ファイルなどをメンバーとして加え、組織として著しい発展を遂げました。
1972年より、優れた活動を展開したメンバーに「ナイト」の称号を贈る制度が導入され、アレクサンダー・パリ、ジャック・デサンジュ、モーリス・フランクなど多くの優秀な人材を輩出しています。
現在、インターコワフュールでは、世界のヘアファッションネットワークを構築し年に一度、フランス・パリでイベントを開催しています。インターコワフュールに加盟し、それぞれの国でヘアファッション界をリードするサロンの数は、2,000軒を超えています。
これからもインターコワフュールは、新たなトレンドを開発し、世界にむけて、そして未来に向けてヘアファッション・シーンを積極的にリードしていきます。

概要・事業案内

本会は美容家の国際機構 NITERNATIONAL DES COIFFEURS DE DAMES JAPAN(インターコワフュールジャパン)の名称で、1970年11月に設 立し、ICDジャパンの愛称で呼ばれています。また、支部は1926年5月6日チューリッヒで設立された国際協会に属するもので、INTERCOIFFUREの名称は1961年パリに於て国際商標サービス及び、登録番号246242番でジュネーブの国際登録事務所に登録されています。

本会は、インターコワフュール設立の趣旨、目的に準拠して、日本の優秀卓抜な美容家を、遍くセレクトしお互い切磋琢磨を重ねながら、そのエネルギーを集結総和することによって、世界とつながり、またインターコワフュール諸国と緊密な連携を保って、日本の美容を世界に広宣することをその目的としています。

本会は、次のような事業を行っております。

1. インターコワフュールの世界大会及び各種の世界会議、技術会議に出場者、出席者、ならびに研修参加団を派遣し、国際交流を企てる事業

2. 進んで、アジア諸国の美容の開発を援助し、緊密な連携を保ってアジアの美容発展に資する事業

3. つねに日本の美容の最先端に立ち、各種の事業を行って、ICDジャパンを美容界並びに社会全体にクローズアップ、PRする事業

4. 会員のステイタスを高め、会全体として各種の会員集会を開いて、会員相互の親睦交流と友愛を育てる事業

5. ジュニア会員の育成に関する事業

6. その他、本会設立の趣旨目的達成に必要な一切の事業

本会員には、「正会員」「インターボーテ会員」「特別会員」「賛助会員・サポート会員」「NGFJ会員」の種類があります。

【正会員】
美容師の資格を有し、すでに美容界で著名な人で、本会の趣旨目的に賛同して、役員会の承認を得て入会したもの

【インターボーテ会員】
既に「各界」で著名かつ模範とみなされる人物で、世界に通じる美容師による日本の美容師の為の会であるという本会の趣旨目的に賛同し、自身の事業の登記簿に代表格であることを証明できるもので、役員会の承認を得て入会したもの

【特別会員】
本会の活動に必要とし役員会の決議により入会を認めた者

【賛助会員・サポート会員】
本会の趣旨目的に賛同し、協力を申し出て、役員会の承認を得て入会した法人企業体

【NGFJ会員】
美容師の資格を有し、年齢を35歳以下の者とし、原則として会員後継者及び子弟